​岐阜県美濃加茂市の事例

他県と同様に岐阜県においても鳥獣害対策を喫緊の課題であるため、新しいテクノロジーを使い効果的な対策を打つ必要がありました。

昨今の報道により、ドローンに関する期待は高いのですが、「何ができるのか」「どんな使い方ができるのか」という点での情報が整理されておらず、ともすると活用方法が定まらないうちに自治体においては「買うか買わないか」という議論に終始してしまいがちです。そこで岐阜県では「どう使うか」という点をじっくり考えることにリソースを投入することにより、テクノロジーの有効利用を進めるに至りました。

岐阜県美濃加茂市においては、山間部における猿の被害が深刻であり、現在は猟友会による追い払い・捕獲活動が行われています。

​プロペラは、美濃加茂市と共有して、追い払い・捕獲活動の負担軽減を目的として、活動の状況や目指す姿についてヒアリングし、現場運用まで見据えた上で対策を検討しました。

導入事例

ドローンを活用した
鳥獣害対策研究会(岐阜県農政部農村振興課)

その結果、スピーカーを搭載したドローンを運用することになりました。

効果を最大限に発揮するため、2ヶ月間かけて地域の下地作りも行っており、今後、追い払い効果の検証を進めます。

「研究会」の参加者は職員が主体、かつ現地機関の職員が殆どを占めているため、現場の課題、要望が集まる環境が用意されています。

そこへドローンやIoTの専門家が入ることで、現場の課題に技術をどう使うか、という理想的なアプローチが可能となりました。

机上で技術の話を聞くだけでなく、実際にドローンに触れることで、現実的に使う方法を考える下地づくりを行いました。

ポイント2:職員がドローンの操縦を体験し現実的な使い方を理解
ポイント1:鳥獣害に対してドローンを「ツール」のひとつとして位置付け
ポイント3:一方的なティーチングではなくワークショップ採用。発案しやすい場づくり

下地つくりのあとは、ワークショップを開催しました。

ワークショップ型式にしたのは、話を聞いて「アイデアを出してください」というフローではなかなか意見が出てこないためです。ワークショップではファシリテーターを入れることで、よりアイデアが出やすい環境をつくり、当初では予想もしない熱気に包まれ、多くのアイデアが生まれ、そこに技術要件を付加することで、実現へのアプローチが明確になりました

ドローンによる鳥獣害対策の実現発表会(美濃加茂市主催)

日時:2017年10月8日(日)9:00~11:00

場所:美濃加茂市三和町甘屋121付近 下甘屋公民館前

内容:美濃加茂市による取組内容の発表およびドローンの飛行

 
 

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